『LIVE ZOUND』とは、川崎の映画館チネチッタのオリジナル規格のシアターです。
様々なアーティストのLIVEを行っているライブハウス『CLUBCITTA’『クラブチッタ)』が手掛けた、音響特化型シアターです。
クラブチッタもチネチッタも、同じチッタグループに所属しているため、このようなコラボが実現できています。
本記事では、『LIVE ZOUND』で実際に映画を観てきた感想も踏まえて、レビューしていきたいと思います!
『LIVE ZOUND』とは?

ライヴプロデュース集団クラブチッタと手掛ける最新鋭のハイエンド音響装置。
音の職人が映画一作一作を、最適な音で調整し、その魅力を最大限に引き出します。
全身を包む弩級の重低音から、雪の舞音も逃さない広音域の表現が可能。
観客を心地よい新たな音の世界へと誘い込みます。
『LIVE ZOUND』は、川崎チネチッタの独自のシアターになります。
同グループが、クラブチッタというライブハウスも運営しており、その音響ノウハウを映画音響に取り込んだのが、『LIVE ZOUND』になります。
『LIVE ZOUND』の設備スペック
以下、LIVEZOUNDの設備スペックです。
Dolby lake

ライブプロセッサーとしての最高峰、『Lakeデジタルオーディオプロセッサー』。高質なコアプロセッシングパワーと、高度なアプローチで音をコントロールし、最適な状態を作り上げます。次世代を切り拓く、最も進んだハイクオリティーなスピーカープロセス能力を備え、最音響空間を描きます。
川崎チネチッタ公式HP
パワーアンプD80

高出力密度パワーアンプ、音の心臓部として新たな鼓動を出力。
川崎チネチッタ公式HP
4チャンネルハイパワーアンプでラウドスピーカーの設定と新機能を提供するため、DSPを内蔵したハイクオリティーなアンプ。
ラインアレイスピーカー

d&b audiotechnik社 V-series導入のワールドクラス、高品質サウンドリインフォースメント・3ウェイラウドスピーカー。
川崎チネチッタ公式HP
LIVE ZOUNDの明確な鍵となる、非常に明瞭で繊細なオーディオ性能と全体に澄み渡る均一な音声の特性と、ダイナミックなレンジ、圧倒的なパワーを放出します。
J-SUB WOOFER

3台の18インチ高偏位ドライバーを搭載、2台を前方に1台を後方に向けて取り付けた2ウェイバスレフ設計。このアプローチによって、システム後方から回り込むエネルギーを減少し、低域の反射を大幅に減少することで極めて正確な低域再生、重低音を提供します。
川崎チネチッタ公式HP
xSーseries 10S

d&b audiotechnik社製、ハイパフォーマンス2wayラウドスピーカー。バイアキシャルという設計のもとに音の密度感を高め、音の正確なコントロールを可能としています。
川崎チネチッタ公式HP
こちらのスピーカーを、CINE8スクリーンの左側8台、右側8台、後ろに6本の計22台設置。
新感覚のサラウンドと、高品質なサウンドをお楽しみください。
CP4330 RGB

チネチッタは2019年9月20日(金)、CINE 8とCINE 12の2スクリーンに、最新のRGB 4K レーザープロジェクターを導入いたしました。
川崎チネチッタ公式HP
CHRISTIE社製 4K レーザープロジェクター「CP4330 RGB」による高輝度でダイナミックな映像と、【LIVE ZOUND】<LIVEサウンド>の唯一無二の音響が、新次元の映画体験を作り上げます。ぜひご体験ください。
AROMA

LIVE ZOUNDをそなえたCINE 8劇場内にほのかにただよう、硬質でメタリックなアロマの香り。
川崎チネチッタ公式HP
未体験の音響世界へ観客を誘うこの香りは、世界約100ヶ国のホテルや商業施設で香りによるブランディングや空間演出を提供しているオーストラリア生まれの企業Air Aromaが手掛けています。
LIVE ZOUNDの創り出す映画空間を視覚で、聴覚で、嗅覚で、存分にお楽しみください。
『LIVE ZOUND』で映画を観た感想

さて、それでは、実際に『LIVE ZOUND』で映画を観てきました!
設備スペックで見ると、4KRGBプレジェクターが導入されており、これは他のシアターと大きな差はないと思って良いです(もちろん、ドルビーシネマやIMAXは別)
やはり、特徴は音響ですね。
で、映画を見てきた感想ですが・・・・・
思ってたより良かったです!
正直ちょっと舐めてました。笑
IMAXほどの迫力は無いだろうし、ドルビーシネマやBESTIAのような表現力でも無いだろうし・・・・と思っていましたが、
良かったですね〜。
表現が難しいですが、ドルビーシネマの繊細さがIMAXの迫力に乗って体に響く感じがしました。
バランスということなんですかね。
そして、何となくですが、確かにLIVEの音響環境に似ている気がしました。
見る映画によっても感じ方は違うかもしれませんが、少なともアニメには向いている気がします!
管理人は、『IMAXレーザーGT/テクノロジー』か『ドルビーシネマ』がおすすめシアターなのですが、アニメなら『LIVE ZOUND』ありです!
まとめ
さて最後にまとめると、↓のような感じになります。
・『LIVE ZOUND』は、川崎チネチッタのオリジナルシアター
・LIVEに似ている音響環境
・アニメなら結構おすすめ!
『LIVE ZOUND』も良かったですが、管理人おすすめはドルビーシネマかIMAXレーザーGT/テクノロジーです。
↓の記事で詳細を紹介しているので、もしよかったら、見ていってください!




