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PLF(Premium Large Format)とは?IMAXやドルビーシネマなどをかんたん解説!

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PLF(PREMIUM LARGE FORMAT)という言葉を知っていますでしょうか?

PLFとは、IMAXやドルビーシネマのような、付加価値の付いたシアターの事を指します。

現在、日本で最も有名なPLFはIMAXですが、その他にも様々なPLFが存在します。

ただし、PLF っていうと、ちょっと分かりにくいピンとこない表現かと思い、このサイト(シネマ部)では、あえて『ハイスペックシアター』と呼ぶことにしています。

この記事では、日本国内で鑑賞できるPLF 改めハイスぺシアターを一覧にして紹介していきたいと思います。

また、それぞれのハイスぺシアターの解説記事も用意してあるので、興味があったらそちらも参考にしてもらえればと思います。

IMAXレーザー

imaxa with laser

IMAXレーザーは、IMAXシアター専用にゼロから設計されています。より鮮やかで明るく、深みあるコントラストの超高解像度映像の4Kレーザー投影システムと
リアルで圧倒的な臨場感のある音を再現する12chサウンドシステムで今までとは違う映画体験を体感してください。

グランドシネマサンシャインHPより

まずは『IMAXレーザー』です。

最も有名なハイスぺシアターであるIMAXのうちの1つです。

現在国内ではIMAX劇場は3つの種類に分類されており、その中で最も数が多いのがIMAXレーザーです。

4Kレーザーの投影システムに加えて、12Chサウンドシステムを搭載したシアターです。

また、IMAX最大の売りである画角も、通常1:2.4に対して1:1.19となり、より没入感のある映像を楽しむことができます。

 

IMAXの詳細はこちら!

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IMAXレーザーGT/テクノロジー

革新的な4Kレーザー投影システムを採用し、より鮮やかで明るく、深みあるコントラストの超高解像度映像を実現。
音響面では12chサウンドシステムを採用。圧倒的な臨場感で客席を包みます。
最大で1.43:1の画角にまで拡張し、一般のスクリーンに比べ約40%広い映像をお届けします。

グランドシネマサンシャイン池袋HPより

IMAXレーザーGT/テクノロジーは、日本で2つしかないIMAXの最上位シアターです。

2台の4Kレーザー投影システム+12Chのサラウンドシステムを搭載。

さらに、IMAXレーザーの画角は1:1.9でしたが、IMAXレーザーGT/テクノロジーの画角はなんと1:1.43!!

さらに正方形に近い画角になります。

これによって、さらなる没入感のある迫力映像を楽しむことが可能です。

さらにさらに、スクリーンの大きさがなんと25.8m!!

超巨大なスクリーンで鑑賞する映像は、迫力満点です。

IMAXレーザーGT/テクノロジーの詳細はこちら!

【徹底解説】『IMAXレーザー GT/テクノロジー』どこで観れる?特徴や感想を紹介!IMAX GT/テクノロジーで映画を観た感想と特徴などを、分かりやすく解説します!...

Dolby Cinema(ドルビーシネマ)

Cinema_11.jpg

エントランスからインテリアや座席に至るまでのあらゆる側面のデザインが一体となって、独自の臨場感や迫力のある体験を生み出しています。

Dolby公式HPより

『Dolby Cinema(ドルビーシネマ)』は、映像(ドルビービジョン)と音響(ドルビーアトモス)に加えて、没入感を感じられる独自のシアターデザインを組み合わせたプレミアムシアターです。

特に、映像美はIMAXにも引けを取らないと思います。

その理由が、『黒』です。

ドルビーシネマは、黒が明確に表現されているので、映像全体のコントラストが非常にはっきりします。

通常のシアターですと、暗転した時にもスクリーンはぼんやり見えるのですが、ドルビーシネマの場合は、本当に真っ暗になります。

この黒の表現が全体的なコントラストに影響を及ぼしていて、色彩がより鮮やかに表現されています。

音響システムに、DolbyAtmosが採用されており、上述のIMAXレーザーGT/テクノロジーにも決して引けを取らないシアターです。

ドルビーシネマの詳細はこちら!

【解説】Dolby Cinema(ドルビーシネマ)の何がすごいの?どこで観れる?実際に観た感想を紹介!DolbyCinemaの特徴や導入劇場、鑑賞料金、実際に映画を観た感想などを紹介していきます。...

BESTIA

BESTIA - BEST IMMERSIVE AUDIOVISUAL

“BESTIA(ベスティア)”それは、次世代の映画館フォーマット。
最新鋭のレーザープロジェクションシステムと、3D音響が一体になることにより、
観客がまるで映画の中に入ったような感覚を生み出します。

グランドシネマサンシャイン池袋公式HPより

『BESTIA』は、シネマサンシャインのオリジナル規格シアターです。

4Kレーザープロジェクションシステムが映し出すHDR映像に加えて、3D音響システムによって、より没入感のある映画体験をすることが可能です。

HDR映像は、実は映画館ではドルビーシネマかこのBESTIAでしか観ることができません。

オリジナル規格ではあるものの、IMAXやドルビーシネマに引けを取らないハイスぺシアターです。

 

TCX

独自規格ラージスクリーン「TCX」。左右の壁から壁いっぱいに拡大されたスクリーン。床・壁・天井、そしてシートのカラーをダーク系に統一することで、スクリーン以外の光の反射を軽減。迫力ある映像に没入できる映画鑑賞を提供致します。

TOHOシネマズ公式HPより

TCXとは、『TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN』の略です。

TOHOシネマズ独自のスクリーンで、以下3つがポイントとなります。

・同規模座席数のスクリーンと比較して120%のサイズアップ

・シアターの色味をダーク系に統一するこで、光の反射を軽減

Wall to Wallの巨大スクリーン

一番の目玉は、同劇場の同規模座席数と比較して120%サイズアップの超巨大スクリーンです。

TCXの詳細はこちら!

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THX

 

『THX』とは、THX社から認定を受けたシアターの事を指します。

THX社は、元々はルーカスフィルムの1部門でした。

当時進化していく映画撮影技術に対して、その素晴らしさを発揮できる劇場が非常に少ない事を嘆いたジョージ・ルーカスが1983年に品質保証のブランドを立ちあげたのが始まりです。

THXシアターとして認定されるには、年一回の厳しいテストに合格しなければなりません。

現在THXシアターは数少なくなっているものの、イオンシネマ系列で観ることができます。

SCREEN X(スクリーンX)

 

『スクリーンX』は韓国の会社(CJ CGV)が開発した、3面マルチプロジェクションシステムです。

前方のスクリーンだけでなく、左右の壁もスクリーンとして活用することで、映画ではあり得ない画角で、映像を楽しむことが可能です。

また、同じCGグループが開発した体感型4Dシアター『4DX』と組み合せた『ウルトラ 4DX』というシアターや、高品質音響システム『Dolby Atmos』と組み合わせた『screenX with Dolby Atmos』というシアターも存在します。

スクリーンXの詳細はこちら!

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ULTRA 4DX

『ウルトラ4DX』は韓国の会社(CJ CGV)が開発した、『4DX』『スクリーン X』が融合した体感型4Dシアターです。

270°まで広がる超広範囲視野前後左右に稼働するモーションシート、水、風、香り、フラッシュなどの特殊エフェクトを同時に体感できちゃいます。

ウルトラ4DXの詳細はこちら!

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MX4D

TOHOシネマズ公式HPより

MX4Dとは、アメリカのMediamation社によって開発された4D映画システムになります。

日本国内では、TOHOシネマズイオンシネマで導入されている体感型シアターです。

上の図のように、シートが上下左右、前後に動き、風や水しぶきなど11種類のアクションが楽しめるシアターになっています。

日本で4Dシアターと言えば4DXとMX4Dが2台巨頭です。
(と言うよりこの2つしかない)

もはや映画と言うよりアトラクションに近いですが、いつもと違った映画を楽しみたいという方には、おすすめです。

MX4Dの詳細はこちら!

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轟音

 

「音の体感・迫力あるサウンド」を意識したシアターです。スピーカーユニットを向かい合わせで駆動させることで通常の1.5倍~2倍のパワーを発揮するアイソバリック方式を採用したサブウーハーを導入します。TOHOシネマズ以外では体験できない、空気を震わせる体感型サウンド・シアターを実現します。

TOHOシネマズ公式HPより

轟音シアターは、アイソバリック方式というサブウーファーを導入し、迫力のあるサウンドを実現したTOHOシネマズオリジナルのシアターです。

アクションシーンやミュージカル要素の入った作品には、ぴったりなシアターだと思います。

また、追加料金なしで鑑賞できるというのメリットの1つです。

非常にコスパのよいハイスぺシアターです。

轟音上映の詳細はこちら!

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Dolby Atmos

極音

 

『極音上映』とは、『kicリアルサウンド』というシステムを導入した立川シネマシティのオリジナルシアターです。

・前方スピーカーがスクリーンの外に出ている(通常はスクリーンの裏)

・コンサート用のMayer製スピーカーを設置

・吸音材が天井のみに設置され、壁の角度も音の跳ね返りを考慮して設計されている

通常は前方スピーカーは、スクリーンの裏に設置されているのですが、スクリーンの外に出して、直接的に音を観客に届けるような設計になっています。

また、映画館用のスピーカーではなく、コンサート用のMayer製スピーカーを設置し、スタジオで作製された時の音をシアター内でも再現できるようになっています。

また、通常、吸音材は壁や床などにも張られているものですが、極音上映では、天井のみに吸音材が張り巡らされており、より臨場感のある音を出す仕様になっています。

極音上映の詳細はこちら!

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FLEXOUND(フレックスサウンド)

音響体感プレミアムシート

ユナイテッドシネマHPより

『FLEXOUND』とは、フィンランドのFLEXOUND社が特許技術を持つ座席から音や振動を発生させて、直接体に伝えるシートです。

IMAXやドルビーシネマとは、根本的な思想が異なるハイスぺシアターです。

日本では、ユナイテッドシネマのアクアシティお台場とみなとみらいの2か所にしか導入されいないシアターです。

FLEXOUNDの詳細はこちら!

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まとめ

ざっと、PLF(ハイスぺシアター)をまとめると、↓のようになります。

総合的なハイスぺシアターとしては、IMAXやドルビーシネマが代表格。

音響システムとしては、DolbyAtmosや極音。

4Dシアターとしては4DX、MX4D。

その他特殊スクリーンとしてはSCREENXやTCXが有名どころかと思います。

 

その中でも、管理人イチ押しのハイスぺシアターは、IMAXレーザーGT/テクノロジーかドルビーシネマです。

↓の記事で詳細をまとめているので、ぜひ見ていってください!

IMAXレーザーGT/テクノロジーの詳細はこちら!

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