ハイスペックシアター

【解説】体感型4Dシアター『MX4D』感想!実際に映画をみてきた!

現在、映画館には通常の2D映画と、立体的に映画を楽しめる3D映画がありますが更にその上をい4D映画というものがあります。

初めて聞く人は『4D?なんじゃそりゃ?!』と思われるかもしれませんが、映像や音響に加えて、人間の様々な五感で楽しめる映画の事を指します。

現在、4Dシアターは、MX4Dと4DXの2種類のシアターが存在します。

似たような名前ですが、制作している会社も異なり、エフェクトにも違いがあります。

この記事では、4Dシアターの1つ『MX4D』について、紹介していきたいと思います!

そもそも『4D』とは?

そもそも、『4D』とは何なのでしょう?

それは、従来の映像と音響に加えて、目と耳以外の五感で体感できる技術を取り入れたのが、4D映画になります。

例えば、シートが映画のシーンに合わせて動いたり、風が吹いたり、香りがしたり、水しぶきが飛んできたり・・・・。

目と耳以外の五感も使い、全身で楽しめる映画、それが4D映画です。

4Dシアターは、現在、『MX4D』『4DX』の2種類あります。

それぞれ、メーカーが異なり、エフェクトの種類や表現力にも違いがあります。

この記事では、そのうちの1つ、『MX4D』について紹介します!

MX4Dとは?

MX4Dとは、アメリカのMediamation社によって開発された4D映画システムになります。

日本国内では、TOHOシネマズイオンシネマで導入されている体感型シアターです。

アトラクション型4Dシアター“MediaMation MX4D” 何度も体験したくなる11種類の未体験アクション引用 TOHOシネマズHP https://www.tohotheater.jp/service/mx4d/

 

上の図のように、シートが上下左右、前後に動き、風や水しぶきなど11種類のアクションが楽しめるシアターになっています。

シートが前後左右、上下にシーンに連動して動くのに加えて、ウィンド(風)やセント(香り)、さらにはフォグ(霧)やストロボ効果などもあり、様々なシーンに対応したエフェクトが用意されています。

こうなってくると、映画と言うより、もはや遊園地のアトラクションに近いですね。笑

MX4D導入劇場

MX4Dの導入劇場は、↓の通りになっています。

系列 導入劇場
TOHOシネマズ ・新宿(東京)
・六本木ヒルズ(東京)
・西新井(東京)
・府中(東京)
・海老名(神奈川)
・川崎(神奈川)
・ららぽーと船橋(千葉)
・宇都宮(栃木)
・なんば(大阪)
・西宮os(兵庫)
イオンシネマ 徳島(徳島)
T-JOY 広島バルト11(広島)
その他 MOVIONやまがた(山形)

 

全国で13劇場に導入されており、TOHOシネマズ系列に多く導入されています。

ライバルである4DXでは、全国で64劇場に導入されているので、数としては少ないですね。

MX4Dの料金

MX4Dを鑑賞するには、追加の料金がかかります。

系列 導入劇場 追加料金
TOHOシネマズ 新宿(東京) 1,300円
六本木ヒルズ(東京) 1,300円
西新井(東京) 1,100円
府中(東京) 1,100円
海老名(神奈川) 1,100円
川崎(神奈川) 1,300円
ららぽーと船橋(千葉) 1,100円
宇都宮(栃木) 1,100円
なんば(大阪) 1,300円
西宮os(兵庫) 1,300円
イオンシネマ 徳島(徳島) 1,100円
T-JOY 広島バルト11(広島) 1,100円
その他 MOVIONやまがた(山形) 1,300円

 

大体、1,100円~1,300円の追加料金発生します。

現在通常料金だと一般料金で2,000円ほどかかるので、それ加えてこの追加料金となります。

正直高いな~と思いますが、4DXを導入するとなると、多額の設備投資が必要になるので、これはしょうがない部分なのかなと思います。

MX4Dで映画を観た感想

さて、実際にMX4Dを鑑賞してきました!

劇場はTOHOシネマズ六本木ヒルズ、鑑賞した映画は『マッドマックス フュリオサ』です。

この映画は独特な世界観でかつ、アクションシーンも多く収録されているので、4D映画を楽しむにはピッタリの映画でした!

で、感想ですが、まず、シアターに入った瞬間に独特な匂いがしました。苦手な人は苦手だろうな~という匂いです。

良かった点としては、座席の振動です。

マッドマックスフュリオサには、バイクが多数出てくるのですが、バイクに乗っている時の振動の表現が、非常にリアリティがありました。

管理人、昔は単車乗りだったこともあり、このリアリティには少し感動を覚えました。

逆に残念だった点は、風(エア)の使い方です。

エアは様々なシーンの表現に使用されているのですが、噴射口からぷしゅっと吹いただけで、非常に残念な表現力でした。

あ、なんか今吹いたな、と言うだけの感覚で、これは興ざめに近かったです。

とは言え、振動の表現は良かったので、次にカーアクションやバイクシーンが多い映画を観る時は、MX4Dで観るのはアリだなと思ってます。

まとめ

さて最後にまとめると、↓のような感じになります。

まとめ

・MX4Dは米国の会社のシアター

・TOHOシネマズを中心に全国展開

。1,100~1,300円の追加料金が発生

・座席の振動はGOOD、風の使い方は残念

・カーアクション多めの映画にはおすすめかも。

 

MX4Dのライバルである4DXとの比較記事を↓で紹介しています。

もしよかったら、見ていってください!

MX4Dvs4DXの比較記事はこちら!

【徹底比較】どっちがいいの?MX4Dと4DX、体感型4Dスクリーンを徹底比較!MX4Dと4DXを比較しました! 導入劇場数、料金、エフェクト、実際に映画を観た感想などを比較しています!...