本記事は、管理人Cazyによる【トランスフォーマービースト覚醒】を観た
個人的な感想の記事です。
トランスフォーマーシリーズも、いよいよ7作目です。
監督も変わり、ちょっとテイストも変わった【トランスフォーマービースト覚醒】!
どのような映画だったのか、紹介していきたいと思います!
トランスフォーマー ビースト覚醒の基本情報
まずは、基本情報です!
【作品名】
邦題:トランスフォーマー ビースト覚醒
原題:Transformers: Rise of the Beasts
【制作国】
アメリカ
【制作年】
2023年
【監督】
スティーブン・ケープル・Jr
【配給会社】
パラマウントピクチャーズ、東和ピクチャーズ
トランスフォーマー ビースト覚醒のあらすじ【ネタばれなし】
ニューヨークに暮らす青年ノアは、ある日謎めいた車に閉じ込められる。
車は警察とカーチェイスを繰り広げたあげく、
ロボット生命体”トランスフォーマー”へと変形、ノアは戦いへと巻き込まれてしまう
あらゆる星を丸呑みにして食べ尽くす、神話だと思われた宇宙最悪の災い”ユニクロン”が、
地球を次の標的に動き出していた。ユニクロンの残忍な先遣隊スカージの攻撃に遭い、
絶体絶命のオプティマスプライムとオートボットの前に、
動物に変形するビーストたちが現れるのだった。
果たして、オートボットとビースト、そして人類は
ユニクロンによる地球消滅の地球消滅の運命を変えることができるのかーーーーーー!?
今回のトランスフォーマーは、車に変形するだけじゃありません!
なんと、動物に変形するロボット生命体が登場します!
ファンの皆さんならもちろんご存じだと思いますが、トランスフォーマーシリーズの中に、ビーストウォーズという作品があります。
このビーストウォーズは、車ではなく、動物に変形するのです。
今回の【トランスフォーマー ビースト覚醒】は、このビーストウォーズをモチーフにした作品になっています。
昔からのファンにとっては、垂涎ものでしょう。
トランスフォーマー ビースト覚醒のあらすじ【ネタばれあり】
さて、ここからは、ネタばれありのあらすじ紹介です。
ネタバレしたくない方は、飛ばしてみてください!
【ネタばれありのあらすじ(簡潔に紹介)】
惑星を捕食する生命体ユニクロンが、マクシマルズの持つトランスワープキーを狙っていた。
トランスワープキーは、星と星の間を自由に行き来できるもので、これがユニクロンの手に渡れば、様々な惑星がユニクロンによって破壊されてしまう。
マクシマルズのリーダーエイプリンクは、自らを犠牲に、オプティマスプライムルにトランスワープキーを託し、ユニクロンとその先遣隊テラーコンから、守り抜くことに成功した。
1994年、ニューヨーク。
博物館でインターンとして働くエレーナ・ウォレスは、博物館に持ち込まれたハヤブサの像を調べていた。
その過程で、ハヤブサの像の表面が剥がれ落ちてしまい、中からトランスワープキーが出現。
トランスワープキーは、人間には見えない特殊なエネルギー波を放出。
そのエネルギーを地球に潜んでいたオプティマスプライム率いるオートボットとスカージ率いるテラーコンが気付いた。
同時刻、ニューヨークに住むノア・ディアスは、弟クリス・ディアスの治療代を稼ぐため、車泥棒の片棒を担ぐことになった。
狙った車は、ポルシェカレラ911。
何とか、車に乗ることに成功したが、乗り込んだ車は何と、オートボットの一員ミラージュが変形した車両であった。
トランスワープキー出現により、オプティマスプライムはオートボット達に緊急集合をかけ、それによって勝手にポルシェ911はノアディアスを乗せたまま動き出す。
そして、そのままノアディアスはオートボットの集合場所まで連れ去られる。
オプティマスプライムは、トランスワープキーを使って、故郷サイバトロン星に帰る事を考えるが、しかし、博物館に忍び込むには人間の手が必要。
そこで、ノアディアスが、ミラージュ扮するカレラ911を売却した金と引き換えに、彼らに協力する事に。
ノアディアスは、博物館に忍び込む事に成功したが、トランスワープキーを持ったエレーナウォレスと遭遇。
さらに、そこにテラーコンの襲撃。オートボット達と戦いになる。
スカージの戦闘力はすさまじく、トランスワープキーは奪い去られてしまった。
オプティマスプライムもテラーコンのリーダーであるスカージに敗北、殺されそうになるが、そこにハヤブサに扮したマクシマルズのエアレーザーが現れ、何とか逃げ延びることに成功した。
スカージは、奪ったトランスワープキーをユニクロンに献上したが、トランスワープキーは2つある事が判明。残りの1つを探すように命じた。
ノアディアスとエレーナウォレス達は、エアレーザーから、ユニクロンがトランスワープキーを使って、地球を捕食しようとしている事を聞き、地球を守るために残りのトランスワープキーを探す事を決意。また、オートボットも故郷サイバトロン星に帰るため行動を共にすることに。
残りの1つがあると思われるペルーに向かった。
残りの1つは、ペルーのマチュピチュ遺跡の麓の寺院にある事が分かり、ノアディアスとエレーナウォレスが探しに向かう。しかし、そこには空の棺があるだけであり、そして、そこでまたしてもテラーコンの襲撃にあう。
ここでも何とか逃げ延びることに成功したが、逃げ延びた先でオプティマスプライマル率いるマクシマルズ達と遭遇。
残りの1つは、オプティマスプライマルが安全を考慮し、別の場所へ移したのであった。
その別の場所とは、人間の部族の村であった。マクシマルズ達は人間の部族たちを信用し、トランスワープキーを預けていた。
追ってきたテラーコンによって、人間の部族の村が襲撃され、トランスワープキーが奪われてしまった。
スカージは、近くの火山山頂にトランスワープキー2つを使って、ユニクロンを地球に呼ぶ準備を始める。
それを阻止すべく、オートボット達が囮になり、その隙にノアディアスとエレーナウォレスが、トランスワープキーを停止させるという作戦を考えた。
しかしながら、途中でノアは敵に見つかり、それをかばいミラージュは瀕死の重傷を負う。ミラージュは最後の力を振り絞り、自らを変形させた強力なスーツをノアにまとわせた。
ノアとオプティマスプライムの活躍によって、スカージを倒し、またエレーナウォレスの活躍によって、トランスワープキーを停止させることに成功。
地球上空まで姿を現しかけていたユニクロンは、トランスワープキーの停止と共に姿を消した。
戦いが終わり、マクシマルズはペルーに残り、オートボット達とノアディアス、エレーナウォレスがニューヨークに帰還した。
ノアディアスは、この戦いでの功績が認められ、政府組織のGIジョーに雇われることになり、さらに、弟クリスディアスの治療費も負担してもらえることに。
エレーナウォレスは、ペルーでトランスワープキーが元々保管されてあった寺院地下遺跡の発見を称えられた。
以上、ネタバレありのあらすじでした。
トランスフォーマー ビースト覚醒のキャラクター
次に、本作に登場するキャラクターを紹介します!
ノア・ディアス
本作の主人公。ニューヨークに住む青年。ひょんなことから、オートボットと遭遇し、地球を守る戦いに巻き込まれる。
エレーナ・ウォレス
本作ヒロイン。博物館で働いており、考古学に長けているが、上司からは雑用としてこき使われる毎日を送る。
ブレアンナ・ディアス
ノア・ディアスの母親。
クリス・ディアス
ノア・ディアスの弟。病気を持っているが、家庭が貧しく十分な治療を受けられていない。兄ノア・ディアスとは固い絆で結ばれている。
オプティマス・プライム
オートボットのリーダー。フレイトライナーFLAセミトラックに変形する。
バンブルビー
オートボットの一員。シボレーカマロに変形する。
ミラージュ
オートボットの一員。ポルシェカレラ911に変形する。主人公ノア・ディアスと友人関係になる。
アーシー
オートボットの一員。ドウカティ916に変形する。
ホイールジャック
オートボットの一員。ホルクスワーゲンに変形する。
ストラトスフィア
オートボットの一員。航空機C-119に変形する。
オプティマスプライマル
マクシマルズのリーダー。名前はオプティマスプライムから取った。ゴリラに変身する。
エアレイザー
マクシマルズの一員。ハヤブサに変身する。
ライノックス
マクシマルズの一員。サイに変身する。
チーター
マクシマルズの一員。チーターに変身する。
エイプリンク
マクシマルズの前リーダー。プライマル同様にゴリラに変身する。
スカージ
ユニクロンの先遣隊テラーコンのリーダー。ピータービルトトレーラートラックに変形する。
ナイトバード
テラーコンの一員。日産スカイラインGTRに変形する。
バトルトラップ
テラーコンの一員。GMCトックキックに変形する。
地球に住む人間、オプティマスプライム率いるオートボット、オプティマスプライマル率いるマクシマルズ、ユニクロンの先遣隊テラーコン。
4つの勢力の思惑が交差する作品になっています。
トランスフォーマー ビースト覚醒の吹き替え声優
続いて吹き替え版の主なキャラクターの声優について紹介します!
ノア・ディアス
中島健人(SexyZone)
エレーナ・ウォレス
仲里依紗
オプティマス・プライム
玄田哲章
ミラージュ
藤森慎吾
ホイールジャック
武内駿輔
主人公ノアディアスの声は、SexyZoneの中島健人です。
SexyZoneは、本作の日本語吹き替え版の主題歌を歌っています。
また、ヒロインは女優の仲里依紗、オプティマスプライムは安定の玄田哲章です。
そして、ミラージュは藤森慎吾が担当しています。
これ、結構はまり役だなと思いました。笑
トランスフォーマー ビースト覚醒とビーストウォーズの関係性
今回の映画は、トランスフォーマーシリーズの1作であるビーストウォーズと言う作品のモチーフになっています。
元々、トランスフォーマーは、タカラトミーの玩具でしたが、アメリカで爆発的に大ヒット!
アニメ化を果たし、日本に逆輸入する形で入ってきました。
ビーストウォーズは、アニメのトランスフォーマーシリーズの1作で、それまではトランスフォーマーは車に変形していたのが、動物に変形するというコンセプトで作られました。
今回のトランスフォーマー ビースト覚醒に登場するキャラクターも、このビーストウォーズに出てくるキャラクターが多いです。
トランスフォーマー ビースト覚醒の時系列
トランスフォーマーシリーズの時系列を整理したいと思います。
公開順に並べると下記のようになります。
【トランスフォーマーシリーズ 公開順】
①トランスフォーマー
②トランスフォーマー リベンジ
③トランスフォーマー ダークサイドムーン
④トランスフォーマー ロストエイジ
⑤トランスフォーマー 最後の騎士王
⑥バンブルビー
⑦トランスフォーマー ビースト覚醒
次は、時系列順に並べ替えると下記のようになります。
【トランスフォーマーシリーズ 時系列順】
①バンブルビー 1987年
②トランスフォーマー ビースト覚醒 1994年
③トランスフォーマー 2007年(公開年)
④トランスフォーマー リベンジ 2009年(公開年)
⑤トランスフォーマー ダークサイドムーン 2011年(公開年)
⑥トランスフォーマー ロストエイジ 2014年(公開年)
⑦トランスフォーマー 最後の騎士王 2017年(公開年)
最新作ビースト覚醒と、前作バンブルビーは、1作目より前の時代背景として、作られた映画です。
トランスフォーマー ビースト覚醒を観た感想レビュー
さて、本作を観た感想です!
正直これまでのトランスフォーマーシリーズとは違うな、と思いました。
トランスフォーマーシリーズ独特の重厚でダークな感じが無くなり、作風が少し軽くなっている気がします。
登場人物のセリフや作中で使用されている音楽からそう感じます。
監督の趣味だからか、HIPHOPが多用されていました。
また、トランスフォーマーシリーズの見どころの一つ(と管理人が思っているだけ)であるオートボット達と人間の軍隊との共闘シーンがあまり無かったのは残念でした。
これも、マイケル・ベイ監督から変わったからという事なんでしょうか。。。
ただ、これはこれで面白い!と感じました。
ストーリーは相も変わらずというか、既視感があるような印象でしたが、テンポが良かったかなと思います。
あと、新鮮だったのが、オプティマスプライムの性格が少し違う!
設定では、早くサイバトロン星に帰りたいのに7年も地球で足止めされている、となっているからなのか、時折人間に対しての不信感が垣間見えます。
マイケル・ベイ監督のオプティマスプライムの懐の深さ的なところはなく、すごい新鮮でした!
ストーリー的には、今回の映画でオプティマスプライムが人間を信用するようになる、と言うイメージでしょうか。
これまでのシリーズ作品とは少し作風が違いますが、十分楽しめる映画だと思います!
まとめ
『トランスフォーマー ビースト覚醒』を紹介しました。
感想にも書きましたが、本作はこれまでのトランスフォーマーシリーズとは違ったタッチで描かれています。
これまでのシリーズが好きだった人にとっては、違和感もあるかもしないですが、十分に楽しめる作品です。
あらすじ(ネタバレあり)部分にも記載しましたが、今後の展開にも期待です!
下記に1作目のトランスフォーマーについても紹介しているので、見ていってください!